「あのときすきになったよ」

最近、いじめに関連するニュースをよく耳にします。
難しいテーマです。
自殺するだけの勇気と行動力があれば、もっと他の選択肢があったんじゃないか...といつもいつも思います。真っ暗な心に、小さな光をさしのべてあげられる人がひとりいれば、その闇から出ることができたかもしれないのに......。
手をさしのべるどころか、闇を闇のまま、閉じ込めてしまおうだなんて....。
けんかには愛があるけど
いじめには愛がない。
けんかは気持ちがぶつかるけど
いじめは気持ちが素通りする。
いじめをなくすためには、もっとみんなでけんかをすればいい!!と私は思います。
みんな仲良く!
いじめをなくそう......。
なんて、きっと逆効果です。
キライならキライでいい。
ちゃんと自分のこだわりがあってキライなのなら...
無関心よりずっといい。
こだわりをぶつけあい
いっぱいけんかして
相手の気持ちをきちんと理解することができれば
いつか♪
大キライは大スキに化けるかもしれません。
「あのとき すきになったよ」
彼女の本当の名前は「きくち まりか」
クラスのみんなは彼女のことを「しっこ」とよびます。
どうしてそんなあだ名がついたかは......わかりますよね?
でも、わたしは 「きくちさん」って よぶ
ときどき、こころの中で
「しっこ」って よぶけど.....。
「私」はべつに、しっこさんが好きだったわけではありません。
きっと、ただみんながそう呼んでいるからという理由だけでそう呼びたくなかっただけなのだと思います。
でも、しっこさんにとって「私」の存在はきっと、唯一の小さな光だったはずです。
その理由はしっこさんの行動を見ればよくわかります。
みんなと同調しない子がクラスにひとりいるだけで、救えたはずの命がどんなにたくさんあったことでしょう。
この絵本を読んで、自分も「私」になろう!と思ってくれる強い子がひとりでも増えてくれればいいなと思います。
「私」もしっこさんも強い子です。
自分というこだわりを持った強い子です。

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この記事へのコメント
虐待の記事も飲酒の事故もそしていじめの記事も・・感情移入しすぎて読めない、聞けない、見れない!自分なら、自分の子供ならどうする?いつもそう考えると、つらくて悲しくて、その感情に飲み込まれそうになるので、ついつい目を逸らしぎみな私です。
でも、この歳になって冷静に考えてみると、自分自身もいろんな場面に出会ってきたなあとしみじみ。その経験が生きてくると思うためにはやっぱり生きていくしかないんだよなあ。
果たして、自分の子供が問題に直面した時に私は親としてよりも「人生の先輩」としてうまくそれを伝えられるのか、今は少し自信がないです。
私自身を反面教師に、娘には弱さを知る強い子になってほしいと望んでやみません。
だから、絵本も本もどんどん読んで欲しいと思う。いろんな人のいろんな感情や体験を知って欲しいと思うのです。
相手の気持ちを考えなさい...と漠然といったって、同じ経験をしたことがなければ、なかなか人の気持ちってわからないと思います。
せめて絵本の中だけででも、主人公と同じ気持ちになれたら...実体験ででも、少しずつ相手の気持ちがわかる子になってくれるんじゃないかな~と思います。
教育的に教えるのことを目的としている絵本ではなくて、ストーリーの中で「気持ちが伝わる」絵本にたくさん出会って欲しいなと思います。
いじめる子はとてもストレスを抱えていて、それを友達にぶつけるんですね。
なので、私はその子に幸せになって欲しいと思いました。
誰でもいじめのターゲットになります。
「親に話してくれたら学校なんて休ませたのに・・・」と
亡くなった子の親御さんは悔やんだことでしょう。
ちいさいころから他愛ない楽しい会話をたくさんたくさんしていれば、
辛いときこそ話をしてくれるような関係ができるんじゃないかと思いたい。
うちの娘は辛い思いを話してくれたのが、唯一希望の光でした。
無視されたら、けんかもできないんですって。
今はすべての子どもが幸せになれますようにと願うしかありません。
ももみさんと娘さんの関係は「友達以上」の親子なんですね。素敵だな~。
親や先生に相談するのはルール違反なイメージがあってなかなか相談できないという子がきっとたくさんいるんだと思います。
友達は大切だけど、一番の大親友が家にいてくれれば、心強いし、きっと乗り越えられますよね。
私もおチビと、ももみさん家のように大親友になれるようがんばります!
いじめはなかった・・そういいきる教育現場の自己保身の姿にあきれるばかり。二転三転する大人の姿勢を子どもはどんなふうに見ているのかな。
絵本は真摯に伝えてくれますね。
いい加減な大人の言葉なんかよりずっと。
もう、取り返しのつかない命に、まだいい訳をするなんて.....子どもに見せたくない聞かせたくないニュースです。
正直な子どもの世界を嘘つきな大人がかきまわす..... 子どもたちはきっと起こってしまった「事実」にもう十分傷ついているはずなのに.....。
先生たちには、もっと強くなって欲しいですね。